<舞台「刀剣乱舞」維伝>刀が擬人化していることしか知らないけれど観に行った

 最終更新日:2020年1月30日

 

私が初めて刀剣乱舞に触れた話です。

ミュージカルもありますが今回はストレートプレイです。

 

2.5次元舞台は観ます。

ただ、刀剣乱舞は行ったことがありませんでした。

なんとなく敷居が高そうでチケットも取りにくいイメージがあります。

そんな中、通っている友人に誘われ取ってもらい観てきました。

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舞台「刀剣乱舞」維伝 朧の志士たち

公演期間:2019年11月22日(金)~2020年1月18日(土)

会場:TOKYO DOME CITY HALL、AiiA 2.5 Theater Kobe、TBS赤坂ACTシアター福岡サンパレス

通称「維伝」 

 

 

あらすじ

 

西暦2205年。
歴史改変を目論む「歴史修正主義(れきししゅうせいしゅぎしゃ)」が過去への攻撃を開始した。
対峙する時の政府は歴史の守りとして「審神者(さにわ)」なる者を過去へと派遣する。

物の心を 励起(れいき)する審神者の力によって生み出された、刀剣に宿りし付喪神刀剣男士(とうけんだんし)」たちは、
審神者と共に歴史を守る戦いへと身を投じる。

入電──肥前忠広より突然の出陣要請。
本丸は陸奥守吉行、和泉守兼定堀川国広鶴丸国永、小烏丸の5振りの出陣を決めた。
行き先は1863年文久土佐藩土佐勤王党が恐怖政治を敷く“放棄された世界”である。
出陣先で肥前忠広、そして南海太郎朝尊と合流した刀剣男士たちはこの歴史改変を正すべく
その中心人物の捜索を開始。

任務中に出会った坂本龍馬と共に行動を起こすことを決めるが…… 

引用元:舞台「刀剣乱舞」維伝 朧の志士たち

 

※以下、ストーリー上のネタバレはありません。

記事を書く上で公式サイトを確認しています。

 

目次

 

 

 

 

 

 

 

1:刀剣乱舞の初心者に刀ステはどうだったか?

初めて観てもわかるように工夫され、殺陣など演出がかっこよく、舞台として面白かったです。

 

 

2:刀剣乱舞の予備知識

タイトル通り、ほぼ刀の擬人化しか知りませんでした。

原作と同じ2次元自体は好きだけど、ゲーム機以外のゲームにハマれない性分と自分のハマるジャンルの通り道になかったのが理由です。

ツイッターで流れていて「国広」っていう金髪の子の見た目わかるけど、今回の国広(黒髪)はわかりませんでした。

またツイッターの知識で「審神者」の文字は見たことあり、「しんしんしゃ」と読んでいました……。

「さにわ」なんですね。あらすじにありました。

 

 

3:初見者の感想

大迫力でかっこいい!!役者の方の身のこなしも殺陣もライトの使い方も良かった!

伏線とフェイクを入り交えたストーリーが深く、メッセージ性が強かったです。

胸に来る……!

続きものらしいですが、舞台上のストーリーは理解できました。

たまにわからなくなるシーンは「あ、これは私の知らないところの話ね……」って察しながら観ていました。

 

 

4:刀剣乱舞を知らなくても「刀ステ維伝」はオススメできる理由

  • 王道ストーリーでありながら、伏線とフェイクを巧みに使っていて面白く泣ける

今回は幕末の坂本龍馬を中心とした話。

坂本龍馬と言えば、日本において大変人気のある歴史上の人物で、江戸時代後期に薩摩藩長州藩薩長同盟を成功させた人です。

その龍馬の扱い方がポイント。

刀と人間(龍馬などのかつての所有者)の絆に胸が揺さぶられます。

 

  • 舞台中に事前知識を教えてくれてわかりやすい

背景知識や歴史的知識はもちろんのこと、刀らぶに触れる上でネックなキャラクターの名前が読めない・覚えられない問題も解決してくれます。

 

  • 役者の力強さを感じさせてくれる

殺陣の多さに驚きました。

殺陣のシーンはそれぞれのキャラクターに見せ場があり、迫真の演技を60公演以上行う根気のいるものだと感じました。

 

光の加減や舞台装置の使い方が舞台の背景として活きています。

 

 

5:総括

※にわかです

歴史は不変なものです。

ただ、不変とは言えど解釈によって180度変わることもあります。

絶対的でありながら修正可能なものが「歴史」であり、そんな力強くもあやふやな脆い「歴史」の正史を守ろうとする刀剣男子たちは「わかっている中のわからなさ」に戦っているように見えました。

元の主との絆も刀剣男子たちの厳しい宿命なんだなと思います。あと、物語という言葉の言葉遊びが面白かったです。

 

役者についても書きたかったけれど全体的に観ていたので割愛します。

 

本日がちょうど刀剣乱舞5周年みたいですね。

おめでとうございます!

興味が出てきたので過去作品をいつか観ていきたいです。

 

刀が擬人化しかわからなかった私でもかなり満足し、さすが2.5を代表する舞台と感じました。

公演は全く無知でも楽しめました!

 

*追記

アプリを初めてみました!(1/28~)

山姥切国広くんと出陣しています。

 

維伝の円盤が2020年4月15日発売ということでリンクします。

 Blu-ray ↓

 DVD ↓

 

 何かあれば暫定的にマシュマロ置いておきます。