3/28はEテレで天てれ舞台が放送するので観てください<天才てれびくんthe STAGE 感想>ハッピー舞台
3月28日午後3時よりEテレにて、舞台放送!
是非この機会に天てれ舞台観てください。
天才てれびくん the STAGE~てれび戦士REBORN~
公演期間:2020年1月23日(木)~2020年2月2日(日)
会場:ヒューリックホール東京、COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
通称「天てれthe_stage」
最終更新日:2020年2月17日
あらすじ
てれび戦士――それは「楽しいこと」を届ける選ばれし子どもたち。彼らの歌声は全宇宙の人々を魅了していた。
しかし、「楽しいこと」を奪おうとするテレゾンビ党が地球に襲来し、てれび戦士たちは敗北。全宇宙が「つまらないこと」に支配されてしまった!
てれび戦士たちはテレゾンビ党に記憶を奪われ、やがて大人になった。すべてを失って……。だが、希望は失われていなかった。彼らが謎のリモコンを手にしたとき、てれび戦士としての記憶がよみがえる!
引用元:[https://www.tvkun-stage.com/:title=天才てれびくん the stage]
主要キャスト
前田公輝 長江崚行 鎮西寿々歌 ド・ランクザン望 飯田里穂(声の出演)
高野洸 多和田任益 松村優 麿赤兒(特別出演) 横山だいすけ ほか
(敬称略)
目次
- 1:こんな人にぴったり
- 2:とにかくハッピー舞台
- 3:「てれび戦士という陽気なグループ」
- 4:テレゾンビ党も負けていないキャラクター性
- 5:『うたのおにいさん』が……/てれび仙人の癒し
- 6:特典付きチケットの特典が豪華でおしゃれ!
1:こんな人にぴったり
・天てれが好き/好きだった(全く観ていなくても楽しい)
・何も考えなくていいハッピーな舞台が観たい
・歌やダンス、殺陣を観たい
・顔のイイ男女が観たい
・ホビアニが好き
2:とにかくハッピー舞台
定期的にありませんか?
全身でハッピー空間を浴びれる舞台を観たい時って。
ストーリーに山や谷、シリアスはあるのですが、要所要所のギャグやクオリティの高い歌やダンスを受け止めることで終演後はハッピーになって帰れます。
落ち込んでる人がいたら是非とも勧めていきたいです。
3:「てれび戦士という陽気なグループ」
作中で前田公輝役の前田公輝さんが言うセリフなのですが、めちゃくちゃ的を得ていますね。
前述にハッピー舞台と書いたように、底抜けに明るい理由が元てれび戦士たち。
前田公輝さん、長江崚行さん、鎮西寿々歌さん、ド・ランクザン望さんの主役4人が元てれび戦士で、彼/彼女らが力強く演じています。
4:テレゾンビ党も負けていないキャラクター性
悪役として、テレゾンビ党が3人(高野洸さん、多和田任益さん、松村優さん)出てきます。
冷酷な党首の高野洸役の高野洸さんの刀殺陣が観れるし、悪役刑事役の多和田任益さんとテニスキング役の松村優さんもあてがきかなと思わせるほど、役に合っています。(松村さんがテニミュやっていたしあてがきなんだろうな)
5:『うたのおにいさん』が……/てれび仙人の癒し
うたのアニキ役の横山だいすけさんの歌唱力は生で聴けてよかったです。
作中のキャラに注目です。
また、てれび仙人役の麿赤兒さんは出てくるだけで癒しでした。
ああいう、典型的なおじいちゃん役って実際には難しいんだろうなと思いました。
6:特典付きチケットの特典が豪華でおしゃれ!
今回、特典付きチケットと無しで購入が選べました。
特典内容によっては何個もいらなかったり、デザインがあんまりなところがあったりするのですが、天てれ舞台の特典は豪華でお得でした。
・トートバッグ(マチ付き)
・キービジュアルクリアファイル
・オリジナルボールペン
トートバッグがおしゃれなデザインで好きです。
3月28日午後3時よりEテレにて、舞台放送!
是非この機会に天てれ舞台観てください。(2度目)
詳細はこちら
千秋楽から早2週間経ってしまいましたが、円盤化とテレビ放送されるので気になった方がいますように。
●今後更新予定の感想(他、トップの固定にリンク有り)
KING OF PRISM -Shiny Rose Stars- 公演期間中に書きたい
舞台「タンブリング」
舞台「RE:CLAIM」
舞台「ヒプノシスマイク」
<ウエスト・サイド・ストーリー Season1 感想>劇場も時代も回っても変わらないもの
アジア初360°回転シアター『IHIステージアラウンド東京』に、1950年代後半のマンハッタンが登場!
2019年夏からブロードウェイ来日公演から始まり、2020年5月末まで3回のシーズンを分けて国内キャスト公演を行っています。
ということでSeason1を観劇しました。
多くがダブルキャストなのでキャストについても記載します。
ブロードウェイ・ミュージカル ウエスト・サイド・ストーリー in STAGE AROUND Season1
公演期間:2019年11月6日(水)~2020年1月13日(月)
会場:IHIステージアラウンド東京
通称「WSS/WSS1」
最終更新日:2020年1月31日
あらすじ
舞台は、1950年代後半のニューヨーク、マンハッタンのウエストサイド。セントラルパークを挟んで、イーストサイドが高級住宅街で、ウエストサイドには多くの移民が住んでいた時代の物語。
この頃のニューヨークは、世界中から多くの移民が夢と富を求めて集まってきた時代だった。彼らはそれぞれギャング集団を作り、お互いに敵対し合う。しかし、ポーランド系移民のトニーと、プエルトリコ系移民のマリアは偶然出会い、激しい恋に落ちてしまう。禁断の愛は多くの人を巻き込み、悲劇の連鎖を生む…。
シェイクスピアの悲劇「ロミオとジュリエット」に着想を得た作品。偏見、暴力の世界で生き抜いていくために恋にもがく作品であると、この作品の脚本家、アーサー・ローレンツは言う。
キャスト(Wキャストのみ記載)
トニー:蒼井翔太
マリア:笹本玲奈
アニータ:三森すずこ
リフ:上山竜治
ベルナルド:水田航生
以下、ストーリーの展開や演出バレを含みます。
WSS2は、執筆時点で未上演・観劇予定が無いので、気にされる方はご注意ください。
WSSは有名なミュージカルということで、ストーリーは重視していません。
パンフレット未購入のため、楽曲は原曲である英語表記です。
目次
1:【演出】回転を上手く利用するシーンの数々
360°がステージなので、ジェッツとシャークスのアジト、ドクの店、マリアの家、学校の体育館や喧嘩の河川敷、夢のような空間などが自然体で、まさにそこにあるように感じられました。
バイクシーンも観ていて臨場感があります。
トニーとマリアの逢引シーンが回転し、遠ざかる演出は運命の歯車がいたずらに回っていくことを思わされました。
2:【キャスト・演出】『Prologue』、『Tonight』、『I feel Pretty』
『Prologue』は、ニューヨークの街並みを模したオシャレなアート演出。
途中、幕が開くと数々の映画やMVにオマージュされる、有名なアバンはバレエのようなダンスがとても美しかったです。
トニーとマリアの『Tonight』は、WSSで最も有名な楽曲・シーンであり、ロミオとジュリエットの逢引のシルエットと重なります。
演出でベランダが前方に移動したので驚きました。
蒼井さんの高音しか聴いたことがなかったので、トニーだと低めの声色で新鮮でした。
マリアの『I feel Pretty』は、笹本さん高音がとても伸びやかでした。
他、楽曲では『America』や『Tonight(カルテット)』がお気に入りです。
3:【演出】ラストシーンの意図
マリアがベビージョンからベールかけてもらい、幕が閉じました。
幕には数々の日付と都市の名前が投影されます。
パリ、ナイロビ、ニューヨークなど全世界の都市とその日付はテロがあったことを示しています。
『2001年9月11日 NewYork』は『アメリカ同時多発テロ事件』であり、WSSの舞台と同じニューヨークですね。
2つの人種グループがいがみ合い、喧嘩する構図はまさに戦争(高校生である彼らの戦争でもある)です。
9.11や近年のテロはWSSの作られた1950年代(映画は1961年公開)には無く、恐らく当時は第二次世界大戦やベトナム戦争を想定していたのでしょうが(もちろん、アメリカ社会の人種分断も)、近年のテロを思い起こさせることで、現代において再構築できる舞台でした。
WSSの高校生に背負わすのは大変重いものですが、マリアが「ロミオとジュリエット」をなぞらなかったことと復讐に手をかけなかったことこそがこの舞台が長く上演されて愛されるのでしょう。
中々書けなくて鑑賞から早2週間。映画との比較や考察も書きたいところでした。
Season2が始まる前に感想あげることができて良かったです。本当は映画版を観返して考えてみたかったのですが、時間が無かったのでまたいずれに。
合間に映画を観たらそのレビュー、劇場レポ、あと遠征のことも下書きしています。
何かあれば暫定的にマシュマロ置いておきます。
<舞台「刀剣乱舞」維伝>刀が擬人化していることしか知らないけれど観に行った
最終更新日:2020年1月30日
私が初めて刀剣乱舞に触れた話です。
ミュージカルもありますが今回はストレートプレイです。
2.5次元舞台は観ます。
ただ、刀剣乱舞は行ったことがありませんでした。
なんとなく敷居が高そうでチケットも取りにくいイメージがあります。
そんな中、通っている友人に誘われ取ってもらい観てきました。
舞台「刀剣乱舞」維伝 朧の志士たち
公演期間:2019年11月22日(金)~2020年1月18日(土)
会場:TOKYO DOME CITY HALL、AiiA 2.5 Theater Kobe、TBS赤坂ACTシアター、福岡サンパレス
通称「維伝」
あらすじ
西暦2205年。
歴史改変を目論む「歴史修正主義者」が過去への攻撃を開始した。
対峙する時の政府は歴史の守りとして「審神者」なる者を過去へと派遣する。物の心を 励起する審神者の力によって生み出された、刀剣に宿りし付喪神「刀剣男士」たちは、
審神者と共に歴史を守る戦いへと身を投じる。入電──肥前忠広より突然の出陣要請。
本丸は陸奥守吉行、和泉守兼定、堀川国広、鶴丸国永、小烏丸の5振りの出陣を決めた。
行き先は1863年の文久土佐藩、土佐勤王党が恐怖政治を敷く“放棄された世界”である。
出陣先で肥前忠広、そして南海太郎朝尊と合流した刀剣男士たちはこの歴史改変を正すべく
その中心人物の捜索を開始。任務中に出会った坂本龍馬と共に行動を起こすことを決めるが……
※以下、ストーリー上のネタバレはありません。
記事を書く上で公式サイトを確認しています。
目次
1:刀剣乱舞の初心者に刀ステはどうだったか?
初めて観てもわかるように工夫され、殺陣など演出がかっこよく、舞台として面白かったです。
2:刀剣乱舞の予備知識
タイトル通り、ほぼ刀の擬人化しか知りませんでした。
原作と同じ2次元自体は好きだけど、ゲーム機以外のゲームにハマれない性分と自分のハマるジャンルの通り道になかったのが理由です。
ツイッターで流れていて「国広」っていう金髪の子の見た目わかるけど、今回の国広(黒髪)はわかりませんでした。
またツイッターの知識で「審神者」の文字は見たことあり、「しんしんしゃ」と読んでいました……。
「さにわ」なんですね。あらすじにありました。
3:初見者の感想
大迫力でかっこいい!!役者の方の身のこなしも殺陣もライトの使い方も良かった!
伏線とフェイクを入り交えたストーリーが深く、メッセージ性が強かったです。
胸に来る……!
続きものらしいですが、舞台上のストーリーは理解できました。
たまにわからなくなるシーンは「あ、これは私の知らないところの話ね……」って察しながら観ていました。
4:刀剣乱舞を知らなくても「刀ステ維伝」はオススメできる理由
- 王道ストーリーでありながら、伏線とフェイクを巧みに使っていて面白く泣ける
今回は幕末の坂本龍馬を中心とした話。
坂本龍馬と言えば、日本において大変人気のある歴史上の人物で、江戸時代後期に薩摩藩と長州藩の薩長同盟を成功させた人です。
その龍馬の扱い方がポイント。
刀と人間(龍馬などのかつての所有者)の絆に胸が揺さぶられます。
- 舞台中に事前知識を教えてくれてわかりやすい
背景知識や歴史的知識はもちろんのこと、刀らぶに触れる上でネックなキャラクターの名前が読めない・覚えられない問題も解決してくれます。
- 役者の力強さを感じさせてくれる
殺陣の多さに驚きました。
殺陣のシーンはそれぞれのキャラクターに見せ場があり、迫真の演技を60公演以上行う根気のいるものだと感じました。
- プロジェクションマッピングや黒子を使った演出が圧巻
光の加減や舞台装置の使い方が舞台の背景として活きています。
5:総括
※にわかです
歴史は不変なものです。
ただ、不変とは言えど解釈によって180度変わることもあります。
絶対的でありながら修正可能なものが「歴史」であり、そんな力強くもあやふやな脆い「歴史」の正史を守ろうとする刀剣男子たちは「わかっている中のわからなさ」に戦っているように見えました。
元の主との絆も刀剣男子たちの厳しい宿命なんだなと思います。あと、物語という言葉の言葉遊びが面白かったです。
役者についても書きたかったけれど全体的に観ていたので割愛します。
本日がちょうど刀剣乱舞5周年みたいですね。
おめでとうございます!
興味が出てきたので過去作品をいつか観ていきたいです。
刀が擬人化しかわからなかった私でもかなり満足し、さすが2.5を代表する舞台と感じました。
公演は全く無知でも楽しめました!
*追記
アプリを初めてみました!(1/28~)
山姥切国広くんと出陣しています。
維伝の円盤が2020年4月15日発売ということでリンクします。
Blu-ray ↓
DVD ↓
何かあれば暫定的にマシュマロ置いておきます。